PHAENON X Mini / Pro

レーザープロジェクター

フェノン X ミニ / プロ シリーズは、幅広いレーザー出力レンジを備えたプロフェッショナルなパフォーマンスを可能にするハイエンドモデルのカラーレーザープロジェクタです。

レーザーモジュールシステムは、レーザーアニメーション社独自のレッド、ブルーレーザーダイオードモジュールをベースにGenesis Taipan OPSL グリーンレーザー光源をコンバインし、さらにイエローやオレンジ光源を搭載可能です。

レーザー光源は、豊富なカラー、ローダイバージェンスと果てしない持続性によって、際立つビームクオリティを持っています。また、レーザーアニメーション社によって設定された動作温度やセッティングに関するパラメータは、厳密に導き出されており寿命を最大限に引き出します。

ビームフォーミングやコンビネーション、フォーカシング及びプロフェッショナルな配置とセットアップの為の特別な光学部品は、均一なビームプロファイルにより長い距離でさえも広がりの少ないシャープで正確なビームを保証します。


→ PHAENON X Mini / PHAENON X Pro 日本語ドキュメント


特長

  • レーザーモジュールシステムは、レーザーアニメーション社独自のレッド、ブルーレーザーモジュールをベースに Genesis Taipan OPSL グリーンレーザーをコンバインし、さらにイエローやオレンジなどが搭載可能です。
    Wavelengths: 638 nm I 577 nm oder 590 nm I 532 nm I 488 nm / 480 nm I 445 nm
  • 信頼性の高いレーザーダイオードと各レーザー光源用のタイパンドライバーの組み合わせは、完全にバランスのとれたプロジェクション画像を保証します。また、フェードイン/アウト時に混合色が変化しないように、全てのカラーカーブが完璧に較正されています。
  • CT 6210H X, Y スキャナは全品検査を行い厳しい検査を合格したものだけを使用。レーザーアニメーション社製ターボスキャンドライバとの組み合わせが素晴らしいプロジェクション性能を実現しました。
    スキャンスピード: 40 k ILDA 8°
    最大スキャニング角度:  80°
    応答速度 (2° opt. step): 0.2ms
    開口径: 4 mm
  • 「電子制御マスキング」+「セーフティマスキング」→ 独自の安全技術
    コンフィグレーションソフト "LA Toolbox" を用いてベクターベースのグラフィックソフトのように幾何学図形を生成し、セーフティマスクとして使用可能。レーザーインテンシティはそれぞれの図形ごとに設定可能。これらの機能により、特定のエリア(観客席やレーザービームから向かいのエリアなど)のレーザーパワーを制限することができます。
  • モーター制御ビーム調整機構は快適なビームアジャストをあなたに与えてくれます。それぞれのカラービームの位置が正確に重なるまで微調整することができます。もう調整の為にプラットホームからレーザープロジェクタを外す必要はありません。
  • PCやMac用コントロールソフトウェア "LA Toolbox" 付属
  • ジョグダイアルコントロールによるプロジェクタ設定値の操作が可能なディスプレイを搭載 (PHAENON X Pro のみ)
  • WLAN コネクタ
  • 温度制御された高性能低ノイズ冷却ファン ("Papst")
  • ペルチェ素子による温度コントロール
  • アルマイト処理アルミニウム, ダストプルーフハウジング IP 54 
    サイズ (L x W x H):
    - PHAENON X Mini: 375 mm x 291 mm x 223 mm
    - PHAENON X Pro:  420 mm x 406 mm x 223 mm or 620 mm x 406 mm x 223 mm
  • 頑丈なステンレス製ヨークによりトラスなどへ安全な取り付けが可能
  • レーザーアウトプットウインドウ用可動式プロテクター

オプション

  • グレーティングモジュール: 3 x 3のエフェクトを組み合わせ可能。回転方向、回転速度、停止位置を制御可能。多彩なバックグランド効果を実現。
  • "Lasergraph DSP compact"を内蔵可能。  
    ネットワークの配線だけで多数のプロジェクタをスマートにセットアップできるだけでなく、完全に独立したシステムとしてプロジェクタ単体でショーの再生ができます。
  • LD レンズ :Taipan OPSL レーザー光源をよりシャープにする為の特殊レンズ

 

モデルラインナップ

PHAENON X
Design
Specified Laser Output [mW]
Total Red Yellow/Orange Green Cyan Blue
Mini 5500 Mini 12.200 3200 - 5000 - 4000
Mini 7000 Mini 15.800
4800 - 5000 - 6000
Pro 11500 compact 22.400 6400
-
5000 - 8000
Pro 24000
compact 25.600
9600
- 8000 - 8000
Pro 15500  O
compact 25.400
6400
3000 8000 - 8000
Pro 15500  Y
compact 27.400
6400
5000 8000 - 8000
Pro 30000 compact 31.600
9600
6000 8000 - 8000
Pro 35000
regular 36.600
9600
6000 8000 5000 8000

LA-Toolbox ソフトウェア ... 詳細

この直感的なソフトウェアにより、レーザーユニットの重要な機能をモニターし、設定パラメーターを調整できます。

LA-ToolboxソフトウェアはPC版とMac版があります。どちらのバージョンもすべてのレーザープロジェクターに付属していますが、当社のウェブサイトCostumer Area からもダウンロードすることができます。

 

仕様

スタート画面に全てのプロジェクターを表示

LA-Toolbox-start

複数のレーザープロジェクターの全ての機能とパラメーター/診断は、イーサネット経由で1つの"LA Toolbox" で制御できます。

レーザーの安全性のために、'Disable All' ボタンがユーザーインターフェイスに統合されています。 このボタンをクリックすると、接続されている全てのレーザーデバイスのレーザー出力が直ちにオフになります。

各プロジェクターを制御する明確なインターフェース

LA-Toolbox-GUI

PHAENON Xプロジェクターの場合、ソフトウェアのすべての機能を利用できます。

全ての"Basic"プロジェクター(BLITZ, BLIZZARD, PHAENON)では、使用できる機能が少なくなります。


総合的なプロジェクター設定

全てのプロジェクション調整では、内部テストパターンをプロジェクション メニューで使用できます。

プロジェクション に関する全ての設定

  • 縦、サイズ
  • 反転
  • 位置オフセット
  • キーストーン補正
  • 回転

"Projection"メニューのスライダーで正確に調整でき、3つの異なる設定を"transformation settings"で保存できます。


便利なタイマー設定

タイマーを使用して、事前設定された時間にレーザーの状態を切り替えることができます。 たとえば、レーザーは "Run" モードから "Standby" モードに切り替えることができます。ドロップダウンメニューを使用して、タイマーがトリガーされたときにレーザーが切り替わる状態と、日付または日付範囲(開始/終了)、時刻、および曜日を設定します。
最大6つのタイマーを設定できます。


ILDA 設定

6つのILDAチャネルは、0%から100%まで調整でき、可能な限り最高のホワイトバランスを実現します。 最大4つのカラー設定を保存して呼び出すことができます。
ILDA信号の 'Interlock' と 'Intensity' は判定されます。


ステイト 設定

レーザーオペレーションには、4つのレーザーステータスを選択できます:
"Shutdown"  I  "Standby"  I "Test 10%"  I  "Run".

"Shutdown" モードでは、ドライバーは非アクティブ化され、温度制御も非アクティブになります。 これはかなりの量のエネルギーを節約します。

 "Standby" では、レーザー光源に電流が流れないため、エネルギーも節約されます。 ただし、"Shutdown" とは異なり、温度制御は維持されます。 これには、"Standby" から "Run" への切り替えがはるかに迅速になるという利点があります。

1つの有利なオプションは、自動 "Shutdown" と自動 "Standby" モードです。 これにより、特定の時間が経過した時(たとえば、ショーの最後)にILDA信号が存在しない場合に、レーザーが自動で対応する動作モードに切り替わります。


クライメイト ステイト 

周囲温度、ヒートシンク温度、内部および露点温度、相対湿度、ファン電圧が明確に表示されます。


内部レーザー光源 詳細情報

全てのレーザー光源の状態をモニターでき、出力をスケーリングできます。また、変調信号が小さい場合のレーザーの動作は、"Bias Offset" によって精密に調整できます。 この設定により、Lasergraph DSPの効果的なソフトブランキングを可能な限り最適に調整できます。


エレクトロニック マスキング - 新次元レーザーセイフティー

この新しい安全技術により、レーザープロジェクションの保護エリアを柔軟に定義するためにグラフィックエディターを使用するオプションがユーザーに提供されます。エディターは、ベクターベースのグラフィックプログラムと同様に使用して、ジオメトリック形状(多角形、円、長方形)からマスクを作成できます。 安全パラメーターは、これらの形状のに対して個別に定義できます。

2つの異なるマスク機能を使用できます:

1. エレクトロニック マスク

LA-Toolbox-emask

この重要な機能により、特定の領域のレーザー出力を制限できます。 レーザービームの強度は、エディターで作成された個々の形状ごとに0%から100%の範囲で調整できます。 これにより、観客エリアや映像プロジェクター、カメラなどの保護すべき特定のスキャンエリアを正しく保護することができます。 
このマスクの大きな利点は、プロジェクター本体にこの機能があることで、ショーコントローラー側で設定されたマスクと比較して、ショーのプログラム時に発生する可能性のあるプログラミングエラーによってマスクが無効にならないことです。


2. セイフティー マスク

LA-Toolbox-safetymask

安全上の理由から、全てのレーザープロジェクターには、観客を保護するスキャナー安全回路が装備されています。 このメカニズムは、ビームの水平および垂直偏向のスキャナー速度の合計を決定し、これを事前定義された最小速度と比較します。ビーム速度が最小値を下回っている場合、またはビームが完全に静止している場合、この安全機構はレーザービームをブロックします。

天井の下など、観客が危険にさらされていないエリアで静止ビームによるビーム効果を許可するには、"セイフティー マスク" を使用して、静的ビームが可能ないくつかのエリアをグラフィカルに定義できます(図を参照)。 (これまでは、1つの長方形の安全エリアしか定義できませんでした。)


ビーム光軸調整 

LA-Toolbox-beamadjust

Phaenon Xレーザープロジェクターには、各レーザービームの光軸を重ね合わせるための電動ビーム調整が装備されています。 この内部コンポーネントにより、ビームの重ね合わせを簡単かつ快適に調整できます。これは、ユーザーが高く評価するPhaenon Xプロジェクターの大きな利点です。

個々のビームの位置は、プロジェクターが頻繁に輸送され、セットアップされ、再び取り外されると、時間とともに変化する可能性があります。 これまで、ビームはデバイスの側面にある小さな調整ネジを使用してのみ調整できました。 日常的に使用する場合、プロジェクターはステージのセットアップにすでに取り付けられていることがよくあります。 レーザーがオンになり、ビームのミスアライメントが発見されたときには、トラスの上部に取り付けられています。 これは、調整のためにレーザーを再び降ろさなければならなかったことを意味していました。 LA Toolboxソフトウェアの "Beam Adjust" を使用すると、この多くの労力は不要になります。


WLAN と LAN

LA-Toolbox-Network

PHAENON Xレーザープロジェクターは、LAN(イーサネット)またはWLANに接続でき、LA Toolboxソフトウェアを使用してリモートコントロールできます。


DMX サポート

LA-Toolbox-dmx

オプションで取り付けられたグレーティングモジュールは、DMXを介して、または  "Grating Wheel Settings" を使用して手動で制御できます。 最大4つの設定を保存できます。DMXベースアドレスは、ソフトウェアを使用して簡単に設定できます。

グレーティングモジュール ... 詳細

グレーティングモジュールは、レーザープロジェクターの内部に取り付けられるオプションのハードウェアモジュールです。

この高い付加価値コンポーネントにより、レーザープロジェクターの用途が大幅に広がります。 クラシックなビームとグラフィックスに加えて、グレーティングモジュールを備えたプロジェクターは魅力的なレーザーパターンを生み出し、プロジェクションスクリーンだけでなく、オープンスペースでも息をのむような効果をもたらします。 空間はレーザーで溢れ、ビーム数は常に形と色を変え、最大の効果を得るために使用されます。

グレーティングモジュールは、DMXを介して、外部接続されたDMX照明コンソールまたは内部Lasergraph DSPコンパクトマーク2(レーザープロジェクターのオプションコンポーネント)のいずれかで制御できます。

グレーティングモジュールは、プロジェクター内部のスキャナーの前に取り付けられています。
主なコンポーネントは、ステッピングモーターによって制御される2つのホイールで、それぞれに3つの高価値グレーティングフィルターが含まれており、そこからレーザーが放出されます。
個々のグレーティングフィルターは、互いに独立して回転することも、指定した角度で自動的に停止することもできます。 プリズム効果と同様に、それらはレーザーイメージを増幅し、グレーティングのタイプに応じて特定のパターンまたはビーム効果を生み出します。

標準グレーティングフィルター:

  • ホイール 1: GWT-2 (grid), Machado (ultra fine line), SCNT (frost effect)
  • ホイール 2: GXT-1 (grid), LWT-2 (line), Lumia (haze)

さらに、標準のグレーティングの代わりに配置できる2つのグレーティング:

  • Lumia narrow (narrower haze)
  • Stargate

グレーティング 仕様

Grid WT : グリッド状にビームを拡散。 

Machado : 扇状にビームを拡散。

SCNT : グラフィックに多数の小さなスターを生み出す。

Grid XT : グリッド状により多くのビームを拡散。

Line : ライン状にビームを拡散。

Lumia : ビームを霞める。

Lumia narrow  : ビームをより狭い範囲で霞める。

Stargate : 特別な配列でビームを拡散。

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